結婚祝いに祖母が手作りしてくれた花かご

祖母は、手芸が特技でしたが、結婚が決まった頃には、80才を過ぎて、目も悪くなり、作ることをやめていました。

その中の1つに「アートフラワー」がありました。専用の布で、花弁一枚から作る、とても手のかかるものです。

でも、私のお祝いのために、久しぶりに制作を始めたのです。

私が大好きなかすみ草を周りにちらし、バラやマーガレットの、白系にまとめた花かご。

普通の花は、すぐ枯れてしまいます。きっと祖母は、新しい生活を見守るように、その花を作ってくれたのだと思います。

金額は、分かりませんが、高さ30cm幅も同じくらいある大きな作品。材料費もかなりかかっていますでしょうし、私のためにかけて下さった時間は、お金以上です。

結婚後に、父の車で運んできてくれました。

その華やかさに、感激しました。私の好みを覚えて下さっていたのも、嬉しかったです。

何より、私の結婚を機に、また祖母が、これだけの物を作り上げてくれたことが嬉しかったのです。そんな花も、10年経つと色が代わり、飾っておくには難しい姿になってしまいました。

それでも、捨てることなく、袋にいれて、奥にしまってあります。

祖母も90才を超えました。いまでも、折り紙などで、小物を作り続けています。

もし手作りのものをプレゼントするとしたら、買う以上に、相手の好みを知っておくことが大切だと思います。

作る方にしても、しまわれたままでは悲しいですし。貰う方も、手作りのものを適当に扱うわけにもいかず、でも趣味じゃないのにと葛藤するでしょう。

事前に、どんなものが欲しいか、ちゃんと聞いてみることが大切だと思います。

同じ敷地に住んでいた身内であったのと、その他にお祝い金などもいただいているので、これに対しての内祝は送っていません。

ただ、結婚しても、頻繁に1人暮らしの祖母の所に伺い、お菓子をプレゼントしたり、一緒に時間を過ごすようにしています。